“気になるミュージカル作品があるけれど、一緒に行く人がいない!”
“好きな俳優さんが出演する舞台を観に遠征したいけれど、一人で行くのは心細い。”
一人で観劇に行く勇気がなく、観劇に行くこと自体を諦めてしまう方もいるのではないでしょうか?
そんな方にこそ、ひとり観劇をおすすめします!
なぜなら、観劇は一人の方が楽しめて満足できるからです。
私は一人で大勢の人がいる場所へ行く時、周りの目を気にして勇気が出ない人間でした。
そんな私でも今はひとり観劇が好きで、一人で観たい派になりました。
一人での観劇が不安で一歩踏み出せない方の背中を押せたら嬉しいです!
ひとり観劇は恥ずかしくない!周りの目を気にしないコツ
一人で観劇に行けない人のほとんどは、
“一人で観劇に行くのが恥ずかしい”
“一人で観劇するのは不安”
という気持ちがあるのではないでしょうか?
私も一人で観劇に行き始めた頃は、周りの目が気になっていました。
しかし、ひとり観劇は全然恥ずかしいことではありません。
一人で動ける人は、誰かに頼らず自分で考えて実践できる人です!!
周りの目を気にするよりも、一人で楽しめることに自信を持ち、堂々としていて良いのです。
それでも一人は恥ずかしい、不安という方に、周りの目を気にせず楽しむコツを紹介します。
そもそも観劇中は話せない
誰かと一緒に観劇行っても、上演中は話すことができません。
上演開始されると照明が落ちて真っ暗になり、観客はお芝居に集中しているからです。
コンサートなら盛り上がって声をあげることもあるため、隣の席の友達と顔を見合わせてはしゃぐこともあるかもしれません。
しかしミュージカルや舞台の観劇中、観客はステージを観て物語の世界に入り込んでいます。
他の人が一人で来ているなんて考える余裕もありませんし、一人でも二人でも何も変わりありません。
“観劇中の自分など誰も見ていない”
と意識することで、一人で観劇に来ていることは気にならなくなりますよ。
一人で観劇する人は多い
意外にも一人で観劇に来ている人は多いです。
主な理由はこちら。
・観劇が趣味の人が周りにいない。
・友達と予定が合わない。
・たとえ一人で観劇することになるとしてもどうしても観劇したい!
最終的には、一人で観に行く恥ずかしさよりもそのミュージカルや舞台作品が観たい気持ちが勝ってしまうことが多いのです。
推しに会いたい!推しが演じている姿を観たい!という思いで、気付けばチケットを取ってしまっていたという方も多いのではないでしょうか。
私が以前博多座で『レ・ミゼラブル』を観劇した時、隣の席に座っていた方は20代くらいの男性でした。
その時の公演には、コゼット役のキャストとして生田絵梨花さんが出演。
きっとその男性は、いくちゃんのファンだったのではないかと思います。
いくちゃんのために頑張って来たんだなぁと思うと、微笑ましく嬉しくなりました。(勝手な妄想)
本当に観たい人は、人目など気にせず観に行くものです。
「私は観たいから来たんだ!」
という気持ちを強く持つことが大事です。
別々の席で見ているつもりでいる
「実は一緒に来ている友達がいるけど、席が違うだけです」
と思い込むのもおすすめです。
誰かと一緒に観劇している人の中には、劇場には一緒に来たけれど席は別々という方もいます。
チケットの先行発売の時点で、別々でチケットを取っているからです。
私の場合を例にあげると、ミュージカルオタクの仲間が何人かいますが一緒にチケットを取ったことは一度もありません。
なぜなら、お互いに観たい席の種類が違うから、自分の都合に合わせてチケットを取りたいからです。
オタク仲間は推しの作品はS席で観たい派、私はなるべく安くB席で双眼鏡を使って観たい派です。
わざわざ隣同士で座らなくても、観る作品と日時が一緒であれば観るものは一緒です。
席によって見え方の違いはありますが、開演中に話すわけでもなく、同じ作品を観るなら席を連番にする必要はないと思っています。
これを逆手に取り、「実は一緒に来ている人がいるけど席が違うだけ」と思い込むことで、周りの目を気にせずリラックスして観劇してみてはいかがでしょうか。
一人で観劇することのメリット
ひとり観劇は心細く感じるかもしれませんが、メリットがたくさんあります。
ひとり観劇のメリットについて解説します。
他の人を気にせず自分の都合だけ考えれば良い
ひとり観劇は自分のスケジュールに合わせて公演を選べるのが魅力です。
友達や知り合いと観に行こうとすると、お互いの休みやスケジュールに合わせなければいけません。
もしもスケジュールの合う日がなかった場合、気を遣って諦めるか無理にどちらかの都合に合わせるというパターンも出てくるのではないでしょうか。
ひとり観劇は自分だけで自由に行く日程を決められるので、精神的な負担がなく気楽です。
自分の観たいキャストを選べる
自分の観たいキャストを選べるのも、ひとり観劇の魅力です。
ミュージカル作品によっては、ダブルキャストやトリプルキャストなど同じ役を何人かの俳優さんが演じることがあります。
つまり、公演ごとに出演する役者さんが変わるのです。
一緒に行く人と見たいキャストが被らなかった場合は、どちらかが諦めるかキャストを変えてもう一度観に行く必要があります。
予算やスケジュールの都合上で1公演しか観られない時に、友達と観たいキャストが被らなかったらどうでしょうか?
自分でチケット代を払って観劇に行くのに、好きなキャストが選べないなんて悲しくありませんか?
ひとり観劇の場合、その心配がないので思う存分推しの輝く姿を堪能できます。
開演までの時間を自由に使える
開演までの時間を自由に使えるのもひとり観劇のメリットです。
好きな時間に入場し、グッズを見たりお手洗いに行ったりと過ごし方は人それぞれです。
余裕を持って開場時間に入場し席でゆっくりしたい人もいれば、10分前に席に着いていればいいやという人もいます。
私はかなり早めに席に着き、パンフレットを見たり、双眼鏡のピントを合わせたりしながらドキドキして過ごすのが好きです。
その時間も好きなので、一人の方が気楽だなと感じます。
気を遣わず自分のペースで開演までの時間を過ごしたい方には、ひとり観劇はおすすめです。
思いきり余韻に浸れる
集中して観劇でき、作品の余韻に浸れるのもひとり観劇のメリットです。
隣に知り合いがいると思うと、意外に気になって集中しづらいことがあるからです。
仲の良い人や友達は、知らない人よりも存在を感じやすいということはないでしょうか?
私の場合ですが、全くの他人だと気にならないことでも、ある程度仲の良い人だと隣にいるのを意識してしまうことがあります。
その結果、気持ちがステージと隣の席と半々になり、ひとりの時よりも集中できていないことがあります。
感想もそれぞれ違うので、幕間や終演直後はひとりの方が思いっきり余韻に浸れます。
それでも一人が寂しい時
ひとり観劇を楽しむコツや、ひとり観劇のメリットをお話ししましたが、それでもどうしても一人は不安という人もいると思います。
そのような場合は、事前に観劇の仲間を見つけておくのも良いかもしれません。
最近はSNSが発達しているので、すぐに同じ趣味を持った仲間を見つけることが可能です。
Twitterやインスタなどを利用し、同じ日の同じ公演に行く人を見つけ当日会場で会ってお話しするのも楽しいですよ。
現在は観劇自体が中止になることも多く、開幕したとしても客席での会話は控えるなど、人との接触を減らす努力が必要な世の中です。
このような時代だからこそ、ひとり観劇デビューする良いきっかけになるのではないでしょうか。
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