美容やダイエットなどさまざまな効果のある白湯。
「周りで飲んでいる人はいるけど、飲む気になれない」
「挑戦してみたけど、まずくて飲めなかった」
という方も多いのではないでしょうか。
私自身も白湯をおいしいと思えず、“白湯はモデルさんか、おじいちゃんおばあちゃんが飲むもの”だと思っていました。
そんな私もあるきっかけで、今では白湯にハマっています。
ここでは白湯がまずいと思っていた私が、白湯のおいしさと感じた効果についてお話しします。
白湯の効果
白湯を飲むことによって得られる効果は、主に以下のようなものがあげられます。
美容面で見ると女性はもちろんですが、男性も健康のためにはプラスになることばかりです。
・体が温まる
・ダイエット効果
・美肌効果
・便秘解消
・むくみ解消
白湯を飲むとこのような効果があるとわかっていても、実際に飲んでみようかなと行動に移すまでは気合が必要ですよね。
私もそんな1人でした。
白湯を飲むことに気が進まなかった理由
白湯を飲んだことがない人も、1度は周りに勧められたことがあるのではないでしょうか。
私も勧められて何度か試したものの、気が進みませんでした。
白湯はまずい
白湯はまずい。
私が白湯を飲まなかった1番の理由です。
すでに飲んでいる友達の中には、
「そのうち慣れるよ」
と言う人もいました。
しかし美容のためとはいえ、我慢してまで飲むものなのだろうかと思ったのが正直な気持ちです。
年齢を重ねたらまずいのも平気になるのかと思っていましたが、30代になっても好きになれませんでした。
沸騰させるのが面倒
白湯を飲む気が起こらなかったもうひとつの理由が、沸騰させるのが面倒だったことです。
ただのお湯を飲むために、なぜわざわざ沸かさないといけないのかと思っていました。
せっかく飲むならお茶や味のついたものを飲みたいというのが本音でした。
美容面で気になってはいたものの、沸かしてまで飲みたいという気持ちにはなりませんでした。
白湯を飲みたくなったきっかけと継続できた理由
私が白湯を飲むようになったのは、家でWebライターの仕事をしていたことが影響しています。
宿題や論文に向き合っている学生さんや、在宅勤務をしている社会人の方も私と同じような流れで白湯にハマるかもしれません。
白湯を飲みたくなったきっかけと、継続できた理由について紹介します。
ココアが甘く感じるようになった
きっかけのひとつは、ココアの飲みすぎでした。
私は仕事に集中できなくなるとお菓子を食べる癖があったので、時々ココアに変えて太らないように調整しています。
コーヒーが飲めずココアばかり飲んでいたことから、甘くてもう飲めないと感じることが増えました。
水を飲もうかと思いましたが、温かいものが飲みたくなり、白湯を飲んだのが最初のきっかけです。
自分から飲みたいと思ったことに驚きました。
味が日によって変わってきた
白湯の味は、その日の体調によって変わります。
これはデトックス効果により、溜まった老廃物が排出されるからです。
私が飲み始めた時は肌寒い季節だったこともあり、温かいものを求めて白湯を飲む回数が増えていきました。
最初はやはりおいしくなかったのですが、日によって味が変わることに気づきました。
昨日はおいしく感じたのに今日は微妙だったり、甘く感じたと思ったら苦いこともあったりと、はっきりわかるようになります。
体調だけでなく、毎日飲み続けたことでまずいと感じなくなっていました。
体調による味の変化があることを知ってから、たまにおいしくない日があっても辞めずに続けられるようになりました。
お腹の調子が良くなってきた
白湯を飲み始めて、便秘解消や胃痛の軽減などお腹の調子が良くなりました。
白湯を飲むと腸が温まり動きが活発になるため、便秘解消に繋がります。
特に朝起きたての白湯は、効果テキメンなのでおすすめです。
また私は胃が弱く、ストレスや刺激物で胃がきりきり痛むことは日常的でした。
しかし白湯を飲んでからは胃が痛むことが少なくなったのです!
ただ飲み始めた時期に仕事を辞めることを決めたので、その影響も少なからずあると思います。
お腹の調子が良くなってきたことで、「また飲もうかな。」ではなく「白湯が飲みたい!」と感じるようになりました。
白湯の作り方
白湯の作り方を紹介します。
白湯の温度は50~60℃がベストで、作り方は大きく分けて3パターンあります。
ご家庭の状況に合わせてやりやすい方法を試してみてください。
水道水を使う
1.やかんや鍋に水道水を入れ、蓋をして沸騰させます。
水道水の匂いや塩素を取り除くためです。
沸騰してふたの裏に付いた水滴が、やかんや鍋の中に入ると良くないことから、蓋はしない方がいいという説もあります。
2.沸騰したら蓋を外し、火を弱火にして10分から15分程ふつふつと煮詰めます。
これは気泡が出ることで、風の要素を取り入れるためです。
白湯は世界最古のインドの伝統医学“アーユルヴェーダ”で、水と火と風の要素を取り入れた飲み物としてかかげられています。
そのため、このように3つの要素が加わる方法が伝えられています。
ミネラルウォーターを使う
水道水を飲みたくないという人には、ミネラルウォーターを沸騰させる方法がおすすめです。
水道水の時と同じようにやかんで沸かし、アーユルヴェーダ法で時間をかけても良いでしょう。
私はミネラルウォーター派なのですが、面倒なのと早く飲みたいという気持ちから沸騰させてすぐにマグカップに注いでいます。
すすれるくらいの温度になってから飲むと体も温まり、気持ちも癒されますよ。
沸かすのも面倒という方は、マグカップにミネラルウォーターを注ぎ、電子レンジで温めるのもおすすめです。
ウォーターサーバーを使う
ご自宅や会社でウォーターサーバーを設置している方は、冷水と温水を混ぜて白湯を作るのがおすすめです。
沸騰させる手間がなく簡単に作ることができるので、継続しやすいメリットがあります。
以前深イイ話に出演された腸活美人の加治ひとみさんも、ウォーターサーバーで白湯を飲んでいます。
せっかく飲むなら、負担にならない方法で続けたいですね。
白湯専用マグカップも!
猫舌の方や白湯の飲み頃がわからない方には、白湯専用マグカップもおすすめ。
白湯に飲むことに特化したマグカップで、約3分で白湯に適した温度に下げてくれる優れもの。
1時間が経過しても温かさを保ってくれるので、時間をかけてゆっくり飲めるのがありがたいですね。
デザインも可愛いので、白湯を飲む時間を楽しみたい女性の方には特におすすめです!
白湯を飲める日は突然やってくる
ここまで読んでも白湯を飲みたいと思う人は少ないかもしれません。
しかし、白湯を飲むことで体調にプラスになることはたくさんあります。
白湯を飲むタイミングは朝起きた時がベスト!
体調により味が変わっていくことを試すために、1週間ほど飲んでみるのもおすすめです。
また体にいいからと言っても飲みすぎは負担をかける原因になります。
1日に何回も飲む場合、摂取量は600~800ミリリットル程度に抑えましょう。