かずちぃです。
9月も半ばを過ぎてそろそろ農作業シーズンも終盤。
私は6月末からの手の荒れと傷が治らず、病院で処方していただいた内服薬と軟膏を使いながら乗り切っています。
ミニトマトを収穫するのでさえ痛くて先が不安ですが、早く治ることを願って頑張ります!
農作業ヘルパーの楽しみのひとつが、午前と午後の休憩時間。
私はお菓子が大好きなので、この時間が近付くとワクワクします!
今回は農作業ヘルパーの休憩時間と、おやつについて紹介します。
休憩?いっぷく?呼び方はさまざま!
農作業ヘルパーの休憩時間。
一般的な企業では『休憩』と呼びますが、農家さんのお宅では『いっぷく』と呼ぶことが多いです。
特に年配の農家さんに多い気がします。
『いっぷく』とは、お茶を飲んだりタバコを吸ったりして休息をするという意味があるそう。
今年初めてお仕事をしたお宅では、おかみさんが
「おやつにしよう!」
と声をかけてくださりとても新鮮でした。
「おやつって呼び方いいですね!」
と私が言うと、不思議そうに
「だって、おやつ食べるでしょ?」
と聞かれたのが可愛らしくておもしろかったです。
農作業をしていてちょっと疲れてきたかなという頃に
「いっぷくだよー!」
「よし、休憩!」
「おやつにしよう!」
と声がかかると嬉しくなり、テンションが上がります。
開始時間は農家さんによってバラバラ
午前と午後の2回ある休憩時間。
午後の休憩開始時間はどのお宅も15時からですが、午前の休憩開始時間は作業している農家さんによってバラバラです。
農作業ヘルパーの作業開始時間は7時30分。
平均的な休憩開始時間は、9時30分。
一番早いお宅だと9時。
遅いお宅だと10時になります。
また休憩時間が多少前後することも。
例えば・・
農家さんの自宅から離れた通いの畑での作業中。
もう少しでキリ良く終わり、別の作業に移れそうな時など。
中途半端に残してまた戻って来るよりは、少し時間を過ぎても終わらせた方が効率がいいですよね。
個人的には、畑やメロンハウスでの作業の時は10時からの休憩が好きです。
10時まで頑張れば、休憩後からお昼までの作業時間が短くなるから。
ただミニトマトの収穫作業時や体力がない時は、9時30分からの休憩が好き。
ミニトマトの収穫したコンテナ数も、9時30分休憩だと目安が分かりやすいからです。
休憩時間の長さも農家さんによってバラバラ
農作業ヘルパーの休憩時間は、規定上午前も午後も15分ずつと決まっています。
しかし作業するお宅により、休憩時間の長さもバラバラです。
規定通り15分のお宅もありますが、私がお世話になって来たお宅はだいたい30分休憩させてもらえるところが多かった印象。
もっと長いお宅だと40分近くなることも。
何となくこの地区の人達は長めだなと感じることがありますが、私は30分くらいが一番嬉しいです。
たくさん休憩した分頑張ろうと気合いも入るし、それ以上になると気持ちがだらけてしまいそうだから。
また工場作業になるときっちり15分間ですが、スタンバイ時間やお手洗いに行く時間を考えるとかなり短くなります。
今のうちに休憩時間のありがたみを噛みしめようと思います。
休憩時間にはどんなものが出される?
飲み物編
農作業ヘルパーの休憩時間には、農家さんが飲み物を出してくれます。
お茶かスポーツドリンクが多いですが、コーヒーや炭酸飲料が出るお宅もあります。
私はコーヒーと炭酸飲料が苦手。
初めて行くお宅で、この2つが出されたら・・、自分で持参したお茶を飲むようにしています。
しかし固定メンバーとして行くようになると、正直に
「コーヒーも炭酸飲料も飲めないんです。」
と伝えます。
図々しいと思われるかもしれませんが、お世話になる期間が長いと我慢も辛くなるから。
そして夏は特に、持参した飲み物だけでは水分が足りなくなるからです。
朝の出勤前に自分で水筒2本分の飲み物を用意している仲間を見かけると、私はありがたい環境にいられるのかなと感じます。
食べ物編
農作業ヘルパーの休憩時間には、飲み物だけでなく食べ物が出されるお宅が多いです。
だいたいはお菓子がメイン、その次に多いのがパンやスイーツです。
菓子パン、コンビニの総菜パンなどさまざま。
レアな日だと、パン屋さんのパンやケーキが出ることも。
農家さんは近所の方やお友達からの頂きものが多く、それを休憩時間にヘルパーにもおすそ分けしてもらえると幸せな気分になります。
こちらは帯広の『クランベリー』のお土産スイートポテト!
ミニトマト農家の親方が、旅行中の姪っ子さんに頼んだものを私たち農作業ヘルパーにも分けてくださいました。
人生で初めて食べましたが、とっても美味しかったです!!
夏の暑い日にはアイスクリームをいただけることもあり、暑さでフラフラな日は救世主のよう。
また収穫時期には、そのお宅で収穫した作物が出ることもあるのです!
例えば、メロンやスイカ、ミニトマトなど。
これは富良野らしくていいなと思いますし、農作業の特権だと感じます。
いろんな物に恵まれて、本当にありがたいです。
まとめ
農作業ヘルパーの休憩時間と、お菓子事情について紹介しました!
このおやつがあるから、体力を使う仕事でも乗り切れることがあります。
毎日お菓子や飲み物を用意してもらえることに感謝して、残りの期間も頑張りたいと思います!
(写真は、ブログ用に並べたもので一番品ぞろえの良い豪華な日です!)