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胃カメラ検査は怖くない!【鎮静剤あり胃カメラ体験談】

からだのこと
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胃が痛い!

胃がもたれて治らない!

病院に行った方がいいと思うけど、胃カメラ検査が怖くて仕方ない。

そんな風に怯えている方も多いのではないでしょうか。

私も昔から喉の反射が強く、喉の奥を診てもらうのでさえ一苦労でした。

しかしそんな私でも鎮痛剤を使用することで、過去に3回胃カメラ検査を受けることができました。

胃カメラ検査を受けたいけれど不安な方に向けて、胃カメラ検査の体験談と感想をお話しします。
 

前置きが面倒な方は、目次から検査のところまで飛んで読んでくださいね。

またこれは私の体験談・感想であり鎮静剤での胃カメラ検査を薦めるものではないので、参考程度に読んでもらえると嬉しいです。

 

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胃が痛いのが2週間続く

2月に入ってすぐ始まった胃痛は、2週間続きました。

元々胃が痛くなりやすいタイプなのですが、今回は胃が痛いというより胃が熱く焼けるような感じが強かったです。

胃の熱さと痛みで集中できず、パソコンに向かっていても辛くて途中で横になってしまうことも。

でもなるべくなら胃カメラ検査は受けたくない!

過去にも胃カメラ検査を受けたところ、結局何も見つからず

「仕事のストレスですね。」

で終わったことがあるからです。

また何も見つからない可能性もあるなら、辛い胃カメラ検査は受けたくありませんでした。

 

思い当たる原因

 

胃痛の原因で思い当たるものと言えば、ファーストフードです。

私は1~2ヶ月に1度自分へのご褒美として、お気に入りのハンバーガーを食べることがありました。(スマイル0円のところではありません。)

 

その日は朝から美容院や前の職場に用事があり、区役所にも寄ったため帰宅したのがおやつの時間でした。

空腹でふらふらだったため、珍しくハンバーガーをテイクアウトしたのです。

一緒に購入したポテトがとても油臭く食べるのをやめようか考えたのですが、もったいなくて結局食べてしまいました。

その翌日から胃が痛くなりました。

 

途中で胃薬を飲む

1週間ほど胃の痛みが続いた頃、以前病院で処方された亜鉛含有の胃潰瘍の薬が残っていることに気付きました。

処方された薬局に問い合わせると、胃潰瘍の薬として飲んで大丈夫と言われました。

胃痛があまり辛いようなら検査を受けるように言われ、とりあえず飲んで様子を見ることに。

 

高カカオチョコレートを食べる

 

胃薬を飲み始めて少し胃痛が和らいだのもあり、高カカオチョコレートを食べていました。

高カカオチョコレートなら、執筆中のお菓子の食べすぎを防げると思ったからです。

しかしまた胃痛がひどくなったことで調べてみると、高カカオチョコレートは胃に悪いことが判明!

カカオ70%以上のチョコレートに含まれるカフェイン量は、普通のチョコレートの3~4倍もあるからです。

胃が痛くなるからとコーヒーが飲めなかった私は、もっと胃に悪いことをしていました。

食べるのをやめても、胃痛は治まりませんでした。

 

胃カメラが怖い

胃カメラ検査が怖いと感じている方は、喉の反射が強い方が多いのではないでしょうか。

私もかなり反射が強く嘔吐恐怖症も持っているため、喉の検査や歯医者でも具合が悪くなることがあります。

基本的に顔から上に何かされると、恐怖と緊張で倒れます。

過去に鼻からカメラを入れて喉の奥を診てもらった時は、抜いた瞬間に倒れ、遠のく意識の中で「血圧が低い!」という先生の声が聞こえました。

なので、胃カメラ検査を受けるなら鎮静剤なしでは考えられません。

 

胃カメラ検査予約

2日前に病院に電話して胃カメラ検査の予約をしました。

鎮静剤を使った胃カメラ検査を受ける場合は、家族に付き添ってもらうか近所の病院を選んだ方が良いと思います。

鎮静剤を使うと目が覚めた後もふらつきと眠気があり、家に帰るまでとても心配だからです。

鎮痛剤を使っての胃カメラ検査日は車や自転車の運転ができません。

私は以前にも受けた、家の近所の病院で胃カメラの予約しました。

鎮静剤ありの検査が可能な場合、病院のホームページに記載してあることが多いので、確認してから予約した方が良いですね。
検査前日は21時以降の食事は禁止です。

お茶やお水は問題ないそうなので、私は白湯を飲んでいました。

 

胃カメラ検査当日 検査までの流れ

 

診察と同意書

胃カメラ検査当日、まずは診察を受けます。

胃痛が2週間続いていたことや前回の胃カメラ検査が2年前だったことから、予約通り胃カメラ検査を受けることに。

この時の私は、早く胃カメラ検査を受けて胃の痛みの原因を知りたい気持ちでいっぱいでした。

そして処方された薬で早く楽になりたいと思っていました。

内視鏡の同意書にサインをし、診察後に別の看護師さんの案内で内視鏡の検査室に向かいます。

 

まずい液体

検査室の前の椅子に座ると、担当の看護師さんに両方の鼻にスプレーのようなものを吹きかけられます。

苦い麻酔のようなもの。

それが終わると、

「胃の中を綺麗にするお薬なので、ゆっくりでいいので全部飲んでください。」

と紙コップに入った液体を渡されます。

これが胃カメラ検査の最初に辛いところです。

 

一般的な紙コップより小さいサイズですが、薄すぎるヤクルトみたいな味がしてめちゃくちゃまずい!

お腹が空いていてもまずくて飲めない。

ちびちびと口に含みながら、時々頑張って多めに飲もうとするのですが、口に入れただけでえずいて吐きそうなくらい気持ちが悪かったです。

もしかしたらおいしく感じる人もしれませんが、私は3回体験してもおいしいと思えませんでした。

 

10分ほどして様子を見に来た看護師さんは、一瞬固まっていました。

薬が4分の3ほど残っていたからです。

ほとんど飲めませんでしたが、胃が気持ち悪い中で頑張った方だと思います。

「おいしくない?」

と聞かれたので

「気持ち悪いです。」

と答えると、仕方ないという感じで許してくれました。

ちなみに鈴木砂羽さん似の美人な看護師さんでした。

ゼリー状の麻酔

検査室に入ると、カーテンで仕切られたゆったりしたソファに腰をかけるよううながされます。

上を向いた状態で看護師さんに鼻からゼリー状の麻酔を流し込まれました。

これが胃カメラ検査で1番辛い工程です。

喉まで流れてきたら飲み込むように言われるのですが、麻酔でしびれる感覚とゼリー状で鼻の奥が塞がれる感じで苦しい!

えずいて本当に吐きそうになるし、でも吐きたくないし苦しくて咳き込み涙が出てきます。

横に鼻から漏れた麻酔を拭くためのティッシュペーパーが用意されているのですが、私はひたすら涙を拭いていました。

 

ちなみに私は今回鼻からカメラを入れたので鼻に麻酔をしましたが、口からカメラを入れる時はこのゼリー状の麻酔を喉に溜めたまま5分ほど我慢して吐き出します。

どっちにしてもこれが1番辛いです。

 

ゼリー状の麻酔の後、鼻にストロー状の管を差し込まれます。

ここから胃カメラを通すようでした。

 

魚を食べていないか

涙目になっていると、胃カメラ検査を担当する女性の先生がこちらに来て笑顔で

「最近お寿司かお刺身食べた?生もの食べた?魚食べた?」

と何度か聞いてきました。

 

もう苦しくて涙目でそれどころじゃなかったのですが、

「魚は食べてません。肉ばっかりです。」

と答えると、先生は笑っていました。

 

アニサキスの心配をしていたみたいです。

年配のサバサバした明るいかっこいい女性の方で、少し安心できました。

 

ついに鎮静剤で検査

ベッドまで移動し、左を向いて横に寝ると、本人確認のため名前と生年月日を聞かれるので答えます。

左の腕に消毒をし、鎮静剤を注射されると、血管の中を鎮静剤がぐんぐん上がってくるのがわかるんです。

 

血管を鎮静剤が通ると、血管が痛い!

私は過去に全身麻酔で手術を受けたことがあるのですが、その時と一緒でした。

けれど我慢ができるくらいの痛さです。

「痛い、痛い・・・」

と言っているうちに視界が真っ暗になり、検査は終わっていました。

 

途中少し苦しかったような記憶はあるのですが、カメラを入れた記憶は一切ありません。

ベッドから車椅子に乗り変える時にうっすら意識がありましたが、気付けばベッドの上でした。

1時間くらい寝ていたと思います。

今回も無事に終わった!と、ほっとしました。

 

先生の話を聞く

鎮静剤の影響で少しふらふらしながら、先生の診察を受けました。

あれだけ痛かったから、きっと荒れたり何かあったりするのだろうと思っていたのですが、

「何もないほとんど綺麗な状態の胃ですね。」

と言われ、撮影した自分の胃の写真を見せられました。

ほとんどって何かはあるのかな?と思って聞きましたが、痛みがあるだけで何もないということらしいです。

 

「それじゃあ、痛みの原因は何ですか?」

と聞くと、

「何かストレスを抱えていませんか?」

と聞かれました。

 

思い当たるのは、ライターの仕事をしていて先の生活が不安なことしかなかったので、そのことを話しました。

先生には、不安だろうけど考えないようにと言われました。

少しでも考えてしまうと、胃痛の原因になってしまうみたいです。

お金や生活の不安は大きいので考えないのは難しいですが、なるべく重く考えすぎずに向き合っていこうと思います。

 

以前飲んでいた亜鉛含有の薬は効果が弱いらしく、ガスターD20㎎を2週間分処方していただきました。

 

これで少し楽になれる!とホッとしました。

診察後もまだふらふらしていたので、30分ほど寝かせてもらって帰宅しました。

 

胃カメラ検査にかかった費用

胃カメラ検査の費用がどれくらいかかるか気になりますよね。

私の場合は国民健康保険で、検査料金+診察料金+薬の料金が4850円でした。

薬は院内処方でした。

 

過去2回の胃カメラ検査費用は覚えていないのですが、思っていたより安くてホッとしました。

もっと高いイメージを持っていた方もいるのではないでしょうか?

 

胃カメラの費用は病院によっても変わります。

ホームページに胃カメラ検査の費用を掲載している病院もあるので、鎮静剤の使用と合わせて検索してみてはいかがでしょうか?


鎮静剤での胃カメラ検査はかなり楽

喉の反射が強い人にとっては、鎮静剤を使った胃カメラ検査はかなり楽だと思います。

検査前の鼻の麻酔は苦しいですが、意識のある中で受けることを考えると本当にありがたいことです。

 

普段から刺激物はあまり食べないようにしていますが、今後も様子を見ながら食生活には気を付けようと思います。

これから胃カメラ検査を受けようか悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

この記事を書いた人
観劇大好き
kazuchii

Webライターしてます。
主に観劇・観光・美容に関する記事を執筆。
地方在住のため、好きな作品や役者さんをメインに遠征します。体力はあるけど体が弱い。
レミゼ・田中圭さん・坂元健児さん大好きです!

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