Webライターのかずちぃです。
私は現在北海道の富良野で農作業ヘルパーをしながら、休日にWebライターの仕事をしています。
2021年1月に前の職場を退職し、3月まではフリーランスとして活動していました。
色々迷った結果、4月から富良野で農作業ヘルパーと兼業でWebライターをすることを決めたのです。
このブログでは
「富良野での農作業に興味があるけれど、どんなことをするのか不安。」
「農作業ヘルパー経験者の体験談を聞きたい!」
という方に向けて、現在富良野で農作業ヘルパーとして働いている私が体験談を記録していこうと思っています。
作業中は写真を撮れないことが多いので、文章のみのでわかりづらい箇所もあるかもしれませんが、ご了承ください。
今回は2021年の農作業ヘルパー出勤4日目からの出来事です。
2021年農作業ヘルパー出勤4日目
アスパラ農家さんで作業
4月9日(金)
この日は、出勤3日目に行ったアスパラ農家さんのお宅で再びお仕事。
詳しくはこちらの記事で!
このお宅には固定のヘルパーが4人ほど行っていますが、私はそのメンバーの休み替え要員になっています。
富良野の農作業ヘルパーは休日が週に1回あり、誰かの休日には人数が足りなくなるためです。
アスパラに関しては経験不足なので休み替えはプレッシャーですが、とにかく気を遣いながら仕事をしました。
ハウス内でのアスパラ収穫と倉庫内での出荷準備
農作業の内容は前回と同じ。
ビニールハウス内のアスパラを収穫し、規格ごとに選別されたものを束ねる作業です。
束ねる前にアスパラの根っこを機械でカットしたり、規格ごとに選別したりという作業もあります。
私はその作業は担当していません。
慣れるまで難しく、私は休み替え要員なので教わっていないからです。
私の課題は、まず縛るための機械を使いこなすこと。
きちんと縛りきれずに、何度かテープを無駄にしてしまっていました。
一回の失敗でたった何cmだったとしても、積もり積もるとかなりの長さになってしまいます。
毎回ここのお宅に来るわけではありませんが、早いうちに慣れたいなと思いました。
農作業ヘルパー寮での夕食
富良野の農作業ヘルパーは、農業体験者滞在施設という寮で生活しています。
夕飯もヘルパー寮の食堂で用意されており、この日の夕食はとんかつでしたー!
油っこそうだったので、お味噌汁とご飯をかなり少なめに盛りました。
それでも苦しかった。
今はまだ涼しいですが、真夏になると夕飯も今以上に食べられなくなりそうです。
2021年農作業ヘルパー出勤5日目
メロン農家さんでの作業
4月10日(土)
この日はメロン農家さんでのお仕事。
過去に農作業ヘルパーをしていた時には、一度も行ったことのなかったお宅です。
とても優しいご夫婦で、終始癒されました。
そして、私はいきなりやらかしてしまいました。
この日必要だったゴム手袋を、左右セットではなく同じ側を2枚持って行ってしまったのです。
両方とも右手だった気がします。
どうにか履けないか試みましたが、無理でした。
(普通に考えて無理ですよね‥。)
おかみさんに話すと新しいゴム手袋を持って来てくださり、
「ちょうど余っていたのあったから大丈夫!気にしないで。」
と言ってくださいました。
本当にありがたかったです。
寮の部屋を出る前に確認したのですが、同じ側の手袋を入れたとは思っておらずチェックが甘かったです。
原因は3セット入りで売られている手袋の袋を開封して、そこから2枚取り出したこと。
今度からはもっと徹底して確認しなければと思います。
メロンの苗の定植
この日の仕事は、メロンの苗の定植(ていしょく)です。
私がやりたかった仕事!
定植とは、ポットに入った小さな苗を、畑やハウス内の土の中に本格的に植えつけること。
苗床という苗を育てるためのハウスに並べられている苗を運び、別のハウス内に定植します。
この日は男性ヘルパーが苗を運び、私とおかみさんで苗の定植をしました。
穴を開けるためのホーラーという道具を使うお宅もあるのですが、このお宅ではカッターとシャベルを使った原始的な方法でした。
①カッターでマルチに切り込みを入れ、そこから手を入れてシャベルで土を掘り出す。
②瓶に入った肥料を、穴の底に少し振り入れる。
③定植する苗をポットから外し、指定された方向に向くように穴に入れる。
④穴と苗の根元のフチがなじむようにして土で周りを固めていく。
これで終わり!
過去にホーラーを使った定植も経験しましたが、手が痛くなるのでこっちのやり方の方が好きです。
でも最初から穴が空いていれば、どちらでもいいのです。
おかみさんに追いつこうと必死になって進みましたが、やはり何十年も経験している方と7年のブランクがある人間は差が大きい!
でも私は定植が好きなので、体は少しきついけど楽しかった!!
翌日から、前ももがバキバキに筋肉痛になりました。
休憩時間もたくさんお話しできて癒しの時間でした。
またこのお宅に行けたらいいなぁ。
2021年農作業ヘルパー出勤6日目~7日目
アスパラ農家さんでの作業
4月11日(日)と12日(月)は、以前と同じアスパラ農家さんでのお仕事でした。
作業内容はほぼ同じなため、解説は省きます。
すみません。
寮で用意されたお弁当
(お弁当2日分の写真を掲載していたのですが、ブログを初期化した時に消えてしまいました。ごめんなさい!)
揚げ物の連続で飽きました。
夏になると農作業でもっと汗を書くので、さらにお弁当が進まなくなります。
まだ食べられる今のうちは良い方かも。
ヘルパー寮の食堂での夕飯
ヘルパー寮での夕飯は、
・中華丼
・揚げ餃子
・お味噌汁
・サラダ
・マンゴープリン
中華丼が苦手な私には、ちょっときつかったです。
そして、ご飯がどんぶりにたっぷり!
調整ができないから仕方がないですね。
しかし、12日の夕飯はおいしかったです!
(写真が初期化の時に消えました!すみません。)
特に鮭とブロッコリーとお味噌汁。
いつも作ってくれる食品会社の方々、ありがとうございます!
ごちそうさまでした!
2021年農作業ヘルパー出勤8日目
ハウス内の除草
4月13日(火)
この日お仕事に行ったお宅が何をメインに育てているのかはわからないですが、作業内容は玉葱のハウス内の除草でした。
ハウス内にある玉ねぎの苗の中に混じって生えた雑草を、ピンセットを使い引き抜く作業です。
①通路とハウスの端っこに台を置き、長い板を玉ねぎに触れないように橋渡しする。
②その板の上で正座しながら雑草を抜く。
③ある程度手の届く場所まで抜き切ったら、両端の台と橋渡ししていた板を進行方向に移動させる。
④板の前側と後ろ側も確認し、先程板の下に隠れていた部分も見落とさないように抜く。
これを一日中ひたすら繰り返して続けます。
農業や農作業と聞くとハードなイメージがあると思いますが、このような地味な作業も含まれています。
実は前日のシフトで除草と知った時は、もっとバリバリに体を動かしながら手で掴んで抜く除草だと思っていたんですよね。
当日到着してみると、女子が除草で男子が石拾いに分かれることになっていました。
ピンセットで草を抜くと聞いた時は、
え、私も石拾いに行きたい!
と思いましたが、これはこれで楽しかったです。
ただ同じ体勢で正座や前屈みの状態で動かないため、体が固まって痛かった!
雑草は遠くからでもわかるくらい大きい物から、本当に小さなものまでさまざま。
一緒の板の上で作業した方と一日でたくさんお話しでき、良い時間でした。
寮内では話すことのない方と打ち解けるきっかけになるのも、農作業ヘルパーの魅力。
今回の地道な除草の仕事も嫌ではないですが、定植に行きたいので担当者の方には要望を伝えました。
また行けたらいいなぁ。
帰宅後は自由時間
寮に帰ったあとは、食事や洗濯の時間さえ守ればあとは自由時間。
それぞれ部屋で絵を描いたり読書したり、食堂で仲間とお喋りしたりする人も多いでしょう。
私は帰宅後、またWebライターのお仕事をしました。
ヘルパー寮内は夜の21時以降になると本当に静かで、執筆に集中しやすい環境です。
翌朝の起床が早いため、結局私も焦って寝てしまうこともあるんですけどね。
慣れないうちは体力や疲れを回復させるために、余裕を持って早寝するのがおすすめです。
まとめ
2021年、富良野農作業ヘルパーの出勤4日目~8日目のブログでした!
定植によって発症した筋肉痛がかなりひどく、翌日から寮内の階段を降りるのでさえ一段ずつゆっくりという状態でした。
けれど私は筋肉痛が好きなので、痛いと言いながら完全になくなるのは寂しいんですよね。(ドМ。笑)
現在はすっかりなくなってしまったので、また体を動かして筋肉痛を感じられるくらいの作業がしたいです。
追記
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